横からの水平力に対抗する筋違いは、柱や梁と構造金物で緊結。地震や耐風などの際にかかる水平加重に耐え、建物の変形を防ぎます。
柱には集成材(JAS認定品)を採用。厳選された高耐久樹種のひき板を釜で十分乾燥させた後(含水率20%以下)、積層接着したもの。
集成材はつねに均一な強度が得られ、品質にばらつきがなく、生木のような反りや歪みが少ないので、いつまでも強さとつくりのよさが長持ちします。

十分に乾燥させた集成材を用い、コンピューター制御された工作機械によりミリ単位で正確に切り出される、進化した木材。それがプレカット乾燥構造材です。
工作機械には精緻な匠の技がプログラミングされているので、品質の安定した高精度な施工を可能にしています。また、含水率が低いため、腐朽菌やシロアリにも強く、耐久性をさらに高めています。
一般的には火に弱い素材と考えられていますが、加熱実験では木は鉄やアルミよりも強度低下が遅いという結果が出ています。木はある程度以上の厚みがあれば、いったん燃えると表面が焦げて炭化層を形成。これによって内部まで火が進行せず、強度が低下しにくい性質とあいまって、万一火災が発生しても燃え進むには時間がかかり、結果的に構造体も残りやすくなります。一方、鉄は火災時レベルの熱(800℃以上)を受けると急激に強度が低下、変形してしまいます。
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鉄は5分ほどでほとんど強度がなくなりますが、木材は15分経過しても60%の強度を保っていることが分かります。 |
壁や天井の下地に使用している石膏ボードには、約21%の結晶水が含まれています。万一の火災時には、熱分解の反応のにより約20分間も水蒸気を発散し続け、温度上昇を抑制。各居室をこの不燃性の石膏ボードで覆うことで、耐火性と同時に火災時の延焼防止効果を高めています。
外壁・屋根は、標準仕様として、火に強い不燃材料に認定された外壁材・屋根材を採用。さらに、完全無石綿化(ゼロアスベスト)の実現により、環境にも配慮しています。
同じ重さで木材と他の木材を比較すると、曲げ強度は鉄の約15倍、コンクリートの約400倍、圧縮強度でコンクリートの約200倍もあります。しかも、鉄やコンクリートなどのように経年劣化とともに強度が低下する無機質な素材と違い、木は乾燥した状態を保つことで大変長持ちします。
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鉄は5分ほどでほとんど強度がなくなりますが、木材は15分経過しても60%の強度を保っていることが分かります。 |